matomo_opt_out

本サイトにはアフィリエイトリンクが含まれています

【水性塗料で小さな模型を塗る①】DSPIAEの水性アクリルマーカーが便利すぎた/チョコサプ ガンタンク編

最近、「ガンダムアーティファクト」や「チョコサプ」、「ガンダムスペリオルディファイン」など、ミニサイズのガンダムプラモデルが熱いですね。
ガンプラをエアブラシでバーッと塗るのはもちろん楽しいですが、小さな模型をちまちまと塗っていくのもそれはそれで楽しいです。
なにせ完成までにかかる時間が短く、早ければ1日で片が付くレベルです。

簡単に達成感を味わえる意味でも小さな模型は、趣味に時間を割きにくい人にとってうってつけのコンテンツです。

また、一般的なガンプラと使う道具や勝手などが違うため、面白い塗料やツールとも出会える格好の機会にもなります。

手始めにチョコサプのガンタンクを塗ったのですが、さっそく良いツールに出会えました。

▲よく見たら微妙なはみだしや塗り忘れがあったりするんですが、肉眼でぼんやり眺めている分には気が付きません(ミスの言い訳)


使った塗料・マーカー

今回は以下の水性塗料・マーカーを使いました。

青:DSPIAE(ディスペイ) 水性アクリルマーカー メカブルー

赤:CITADEL(シタデル)ベースカラー MEPHISTON RED(メフィストン・レッド)

黄:シタデル ベースカラー AVERLAND SUNSET (アヴァーランド・サンセット)

白:シタデル ベースカラー CORAX WHITE(コラックス・ホワイト)

ガンメタル(腕、砲身など):ディスペイ 水性アクリルマーカー ガンメタリック

黒:シタデル ベースカラー ABADDON BLACK(アバドン・ブラック)

水色:シタデル コントラストカラー TALASSAR BLUE(タラサール・ブルー)
(下地にシタデル ベースカラー コラックス・ホワイトを使用)


この中で、特に良かったのが...


青部分で使ったディスペイの水性アクリルマーカー メカブルーです。


なにせ発色が非常に良く、とにかく塗りムラが出にくい


▲チップは筆のような形状になっています。(あくまで筆のような形をしているだけで、チップ自体は固めです)



▲チップの側面を使って広い面積を一気に塗るのがおすすめの使い方です。


▲余っていたパーツに一度塗った状態がこちら。

1回しか塗っていない状態でも(白パーツということもありますが)鮮やかに発色しており、筆塗りよりもムラが目立ちにくいです


▲都度乾燥させて塗り重ねた状態。筆塗りよりもムラを抑えられ、手軽な割に綺麗な塗膜になりました
(表面処理をしていない平滑な面に塗装したことも作用した?)
一人一本は持っておいてもいいんじゃないかとわりと本気で思えます。

 


▲トップコートをすればムラはかなり目立ちにくくなります

ディスペイの他のアクリルマーカーだとメカグレーやガンメタリックもムラが出にくかったです。
しかし、ホワイトやメカレッド、メカイエローは隠ぺい力がそこまで高くないため、ムラが出やすかったです。

ディスペイのアクリルマーカーそのものがムラの出にくい特性を持つわけではないため、その点はご注意ください。

反省点としては頭部の水色です。
コントラストカラーはクリアカラーに似た特性があり、べた塗りしたら塗りムラまみれになってしまいました。
素直に水色の塗料を使うべきでしたね。
(塗料自体に非はありません。横着した使い手側の問題です)

ラッカー塗料の重ね塗りについて

最後に、一つお詫びしなくてはいけないのが、トップコートのみラッカー塗料のクレオス「スーパースムースクリアー」を使っていることです。

「水性塗料の上にラッカー塗料を吹いてもいいの?」とお思いの方もいらっしゃるでしょう。
個人の主観で言えば、「使えないことはない」と思います。
そりゃ一気にビシャビシャ塗っちゃうと下地の水性塗料がラッカー溶剤に侵されてしまいます。
まずは加減を付けてサッと軽く砂吹きをして徐々に塗り重ねたら、下地を侵すことなくトップコートができました。

ただ、プラモを作る上で締めの作業と言えるトップコートでキットをお釈迦にするのはつらいですよね。
ラッカー塗料を使えない環境にいらっしゃる場合や、リスクヘッジをしたい場合は水性のつや消しトップコートを使うのがベターでしょう。


(ただ、スーパースムースクリアーはリスクを冒してでも塗りたくなるほど仕上がりが良くなるんですよね…)

それでは楽しいプラモライフを!

-工具・模型用品, 食玩・ガシャポン

© 2025 ぐーたらもけー