こんばんは。
アクセス数を見てみたらいつの間にか閲覧数がブログ設立から総計で1100回を超えていました。
その内50回分くらいは私の投稿後のチェック分が含まれているのでしょうが、
それを抜きにしても1000回は色んな方にご覧いただいていることになります。
弊ブログを設立して1年半程度が経ちますが、更新していない期間の方が圧倒的に長いので、
嬉しいというよりもなんだか申し訳なさの方が強い複雑な気持ちです(笑)
さてそんな今日は、私が最近お気に入りのクレオスさんから発売されている
「ミスターホビー 匠之鑢・極 雲耀 平行単目」を紹介いたします。
「匠之鑢・極 雲耀 平行単目」シリーズには「粗」「細」があるのですが、
今回使用したのは「細」です。
ちなみに商品名は「たくみのやすり・きわみ うんよう」と読むみたいで、
「雲耀」とは稲妻のことを指しており、切れ味の鋭さを稲妻に例えているみたいです。
そもそも金属やすりが活躍する場面は?
この紹介をする前に金属やすりをどのような場面で使えば効果的なのか。
ということを金属やすりに初挑戦したい方向けにざっくりとご説明いたします。
金属やすりはもうすでに使ってるから商品の使用感が知りたい!という方はスキップしていただいて全く問題ございません。
金属やすりはパテやプラ板積層部分から最初に形状出しをする場面で力を発揮します。
その他にもゲート処理にも向いています。
なぜなら金属やすりは切削力が高いからです。
基本的に金属やすりの形状は小さな刃がズラッと並んでいるようなイメージです。
その複数の刃がやする部分を一気に削っていくので、切削力が高いんです。
同じやすりでも紙やすりは細かい粒子がプラスチックとこすれることで削れるので、削る原理そのものが金属やすりと異なります。
ポイント
金属やすりが向かない場面は?
金属やすりが活躍する場面をご紹介しましたが、当然苦手とする場面もあります。
それは曲面部分をやする場合です。
このように曲面を金属やすりでやすってしまうと曲面の中に不自然に平面が出てきてしまいます。
金属やすりは基本的に2,3mmの厚さはあるので、曲面に追従することが出来ません。
その場面は曲面に追従できるスポンジやすりが適しているので、横着せずに適材適所で使い分けていくことが大切ですね。
注意ポイント
匠之鑢・極 雲耀 平行単目 平(細)の使用感!
さて、ようやく今回の本題です(笑)
元々、何かいい感じの金属やすりは無いかなと物色していたところに目に飛び込んできたやたらと漢字が多いこの商品。
なんとなくで手に取ってみたというノリで買ったのですが、これが個人的に大当たりでした。
私が特に気に入ったポイントを2点挙げてみます。
①切削力が高い
「金属やすりが活躍する場面は?」の項でも触れましたが、なにせ切削力が高いです。
正直、切削力が高すぎて想定よりも削りすぎてしまうことが何回かありました。
これに関しては他でもない私の力量不足が原因ですが(笑)
それくらいに削る力があるので、さっとやすりたい!という人にはもってこいです。
②にてやすりをかけた後の写真を紹介いたします。
②やすった跡が綺麗
やすりの切削力が高いと、それと引き換えにやすった面が荒れてしまいがちです。
しかしこの商品はやすった面が紙やすりでいうところの600~800番のやすりでやすった跡と同じレベルで整っています。
▲やすりを奥へ押すように動かします(仕様上引いてやすりをかけることはできません)
このように仕上がりが綺麗です。
この写真ではゲート処理を行ったのですが、しっかりゲート跡も無くなって平滑な面になっています。
場面にもよりますが、このやすりで表面処理をすれば、そのまま塗装に移ることも出来ます。
今回は「匠之鑢・極 雲耀 平行単目 細」を使用しているので、
「粗」の場合は切削力がさらに高い代わりに仕上がりが少し荒くなります。
今日のまとめ
- 金属やすりはざっくりとした形状出しやゲート処理が得意で、曲面が不向き
- 匠之鑢・極 雲耀は切削力が高く、仕上がりが綺麗!
金属やすりが欲しいけれど、種類が多すぎて迷うという方や、
切削力が高いやすりが欲しい!と考えている方ははぜひこの「匠之鑢・極 雲耀 平行単目」シリーズも検討してみてはいかがでしょう?
次回更新でもお気に入りの金属やすりを紹介できればと思います。
こちらもCHECK
-
初心者モデラーの味方!瞬間接着剤のススメ
続きを見る