狭い部分にこれ1本！スジボリ堂金属やすり微美鬼斬(平)レビュー

金属やすり強化週間と勝手に銘打って、今回はスジボリ堂さんから発売されている「微美鬼斬」のご紹介をいたします。

前回ご紹介したクレオスさんの「ミスターホビー　匠之鑢・極　雲耀 平行単目」に続き、またも漢字まみれの商品名(笑)

スジボリ堂さんの商品ページでは「より細く、より小回りのきくヤスリ、微細で美しい切削肌、削るのではなく切れる極細単目ヤスリ」という紹介がされています。

ではそれを踏まえて実際に私が使ってみた感想や写真を交えて、レビューしていきます。

①取り回しの良さが抜群！

▲「MGガンダムF91　Ver.2.0」の襟パーツにやすりがけをしていきます。

赤丸の部分を削りたいので、前回紹介した「匠之鑢　雲耀」を使っていきます。

あれ…？入らへんやん…。

そんな時には微美鬼斬の出番！

「匠之鑢　雲耀」では入らなかった部分にもスッと入り込めます。

ちなみに「匠之鑢　雲耀」との大きさ比較写真がこちら▼

「微美鬼斬」は「匠之鑢　雲耀」と比べて1/3程度の細さになります。

これにより生まれるメリットは細い部分に入り込んでやすりがけが出来るだけではありません。

幅が細いことによってやすりがけしている部分が見えやすくなり、細かいパーツに対しても手元でコントロールが効きやすくなるんです。

②しっかり削れて仕上がりが綺麗！

この「微美鬼斬」はただ狭い部分に入り込めるだけでなく、切削力も兼ね備えています。

先ほど同様「MG　ガンダムF91　Ver2.0」のパーツを削っていきます。

▲ビフォー


▲アフター

ゲート跡をしっかり削って平滑にしており、それでいて600番のやすりをかけたような仕上がりになります。

最初に載せた商品説明でもあるように、やすりの刃のひとつひとつが鋭いので削るというよりは「削ぎ斬る」という感覚です。

「微美鬼斬」の名の通り、鬼のように斬れるということに加えて、仕上がりの美しさも兼ね備えています。

しっかり削れて仕上がりが綺麗という特徴は「匠之鑢　雲耀」にも当てはまります。

しかし幅が細く切削面積が広くないので、最初の形状出しに使うには不向きです。

その分、狭い箇所に強みを発揮できますし、ゲート処理もお手のものです。

③「微美鬼斬」はどこで買える？

ここまで紹介してきた「微美鬼斬」ですが、一般販売されている商品なので在庫さえあれば模型用品を取り扱っているお店で取り扱われています。

ネット通販でも購入はできるのですが、この記事を作成している2021年5月11日現在、主要ネット通販サイトであるヨドバシドットコムやビックカメラ.comでは取り扱いが終了しています。

しかし、長々と紹介したくせにどこにも売ってないのかと気を落とすにはまだ早いです！

他でもない「微美鬼斬」を製造しているスジボリ堂さんの直販サイトで現在(2021年5月11日時点)取り扱いがあります！
販売ページURL：https://sujibori-do.ocnk.net/product/1125

気になった方は是非チェックしてみてはいかがでしょうか？

今回使用したキット

MGガンダムF91Ver2.0